BINANCE(バイナンス)の先物取引|やり方・注意点を徹底解説

BINANCEの先物ってなに?
先物取引のやり方を知りたい!

なんて疑問を思ってませんか?

今回はBINANCEでの先物の使い方、取引のやり方を解説していきます!

BINANCEでは最大レバレッジ125倍で先物取引を行うことが出来ます。

先物というとなかなか聞き慣れないかもしれませんが所謂レバレッジ取引のことです。

この記事を見れば、今日からBINANCEで先物取引が出来るようになります!

(Binanceの取引所としての特徴は「Binance(バイナンス)とは?」の記事で詳しくまとめているので、こちらもぜひ合わせてご参照ください)

この記事をまとめると…
  • Binanceの先物はUSDⓈ-M先物COIN-M先物の2種類
  • 上記2つは証拠金の違い
  • 通貨ペアや手数料はそれぞれやや異なる
  • 取引する際は先物ウォレットへの移動が必要

BINANCE

手数料の30%をキャッシュバック中

BINANCE(バイナンス)先物取引とは

BINANCE(バイナンス)先物とは

ではまず先物とはなんでしょうか??

先物とは
特定の銘柄を将来決めた期日に、取引時の価格で売買する“約束”をする取引です。 価格の変動があるものを事前に決めた価格で売買することができるので、大きな価格変動のリスクを抑えるために使われることもあります。

一言で言うならば、○○という商品をいつ売買~の価格で売買するという約束で取引するのが先物取引となります。

Binanceで先物取引を行う際には証拠金として資金を付ける必要がありこれが手付金のような役割をすることによってレバレッジ取引を可能としております。

CoinBack
CoinBack

現物と違って売りからも入る事ができるのですね!

仮想通貨の現物と先物との違い

では次に現物と先物の違いについて見ていきたいと思います。

それぞれの違いの特徴は以下の通りになります。

  • 手数料
  • レバレッジの有無

手数料

現物と先物では何処の仮想通貨取引所も基本的に現物の取引手数料のほうが高くなっています。

バイナンスの現物と先物の手数料の違いは以下のとおりです。

現物先物(taker/maker)
一律0.1%0.07% / 0.02%
coinback
coinback

先物を扱うほうが圧倒的に手数料が安いんですね!

BINANCEで手数料負けしない方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

レバレッジの有無

レバレッジ取引とは
レバレッジ取引とは、預けたお金を担保に「預けた金額以上の取引」を可能にする取引方法です。

例えば最大レバレッジが5倍の場合、10万円あれば、50万円分の取引が可能。

先物と現物の最も大きな特徴の一つとしてレバレッジの有無というのがあります。

レバレッジを掛けることによって少ない資金でも大きな利益を生み出せる可能性があります

しかし大きなレバレッジを掛けることで一気に資産を失うリスクもあるので注意が必要です。

Binanceのレバレッジ取引についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみましょう。

BINANCE(バイナンス)先物のルール

coin

Binanceの先物には「USDⓈ-M 先物」「COIN-M 先物」の二種類があります。

ここでは両者の違いとそれぞれの通貨ペアなどについて紹介します。

証拠金

USDⓈ-M 先物とCOIN-M 先物の違いは決済する通貨にあります。

  • USDⓈ-M 先物:USDT,BUSD建て
  • COIN-M 先物:独自の仮想通貨(BTC-USDであればBTCが証拠金)

元となる証拠金が違うので、変動幅が大きいなどの違いも出てきます。

USDT証拠金の方が変動幅が少ない場合が多いです。

契約期間

契約期間はUSDⓈ-M 先物とCOIN-M 先物両者とも同じで、永久契約,四半期契約の2種類が可能です。

大きな違いとして契約期限があるのと資金調達率が存在することです。

  • 永久契約 有効期限がない契約のことを言います。英語表記ではperpetualと表現します。
  • 四半期契約 指定された期間前に所定の価格で原子さんの売買をすることができる契約となります。期限はカレンダーサイクルに基づいて決められています。 大きな特徴として資金調達率が存在しないのでスイングポジションだったり両建てに使ったりします。
coinback
coinback

使い分けることで資金管理の幅が広がりますね!

取引手数料

取引手数料は先物の種類によって異なります。

USDⓈ-M 先物はBNBを利用することでこの表から更に25%の手数料が割引されますが、COIN-M 先物は割引がありません。

USDⓈ-M 先物

先物USDⓈ-M

レベル30日の取引量 (BUSD)BNB残高
USDT
Maker / Taker
BUSD
Maker / Taker
一般ユーザー
< 15,000,000 BUSD≥ 0 BNB0.0200%/0.0400%-0.0100%/0.0230%
VIP 1
≥ 15,000,000 BUSD≥ 25 BNB0.0160%/0.0400%-0.0100%/0.0230%
VIP 2
≥ 50,000,000 BUSD≥ 100 BNB0.0140%/0.0350%-0.0100%/0.0230%
VIP 3
≥ 100,000,000 BUSD≥ 250 BNB0.0120%/0.0320%-0.0100%/0.0230%
VIP 4
≥ 600,000,000 BUSD≥ 500 BNB0.0100%/0.0300%-0.0100%/0.0230%
VIP 5
≥ 1,000,000,000 BUSD≥ 1,000 BNB0.0080%/0.0270%-0.0100%/0.0230%
VIP 6
≥ 2,500,000,000 BUSD≥ 1,750 BNB0.0060%/0.0250%-0.0100%/0.0230%
VIP 7
≥ 5,000,000,000 BUSD≥ 3,000 BNB0.0040%/0.0220%-0.0100%/0.0230%
VIP 8
≥ 12,500,000,000 BUSD≥ 4,500 BNB0.0020%/0.0200%-0.0100%/0.0230%
VIP 9
≥ 25,000,000,000 BUSD≥ 5,500 BNB0.0000%/0.0170%-0.0100%/0.0230%

COIN-M 先物

レベル30日の取引量 (BUSD)BNB残高MakerTaker
一般ユーザー
< 15,000,000 BUSD≥ 0 BNB0.0100%0.0500%
VIP 1
≥ 15,000,000 BUSD≥ 25 BNB0.0080%0.0450%
VIP 2
≥ 50,000,000 BUSD≥ 100 BNB0.0050%0.0400%
VIP 3
≥ 100,000,000 BUSD≥ 250 BNB0.0030%0.0300%
VIP 4
≥ 600,000,000 BUSD≥ 500 BNB0.0000%0.0250%
VIP 5
≥ 1,000,000,000 BUSD≥ 1,000 BNB-0.0050%0.0240%
VIP 6
≥ 2,500,000,000 BUSD≥ 1,750 BNB-0.0060%0.0240%
VIP 7
≥ 5,000,000,000 BUSD≥ 3,000 BNB-0.0070%0.0240%
VIP 8
≥ 12,500,000,000 BUSD≥ 4,500 BNB-0.0080%0.0240%
VIP 9
≥ 25,000,000,000 BUSD≥ 5,500 BNB-0.0090%0.0240%

更にCoinback経由でバイナンスへ登録することで、追加で30%のキャッシュバックを受けることが出来ます。

Coinbackのキャッシュバックに関する詳しい記事は以下をご覧ください!【CoinBack使い方

通貨ペア

取引できる通貨ペアも先物の種類によって異なります。

  • USDⓈ-M 先物・・・136ペア(永久・二四半期・四半期)
  • COIN-M 先物・・・38ペア(永久・二四半期・四半期)

BINANCE(バイナンス)先物ウォレットへの振替方法

BINANCE(バイナンス)先物ウォレットへの振替方法

まずBINANCEは取引の種類ごとにウォレットが分かれています。

そのため先物取引をする場合は、現物ウォレットから先物ウォレットへ資金移動する必要があります。

フィアットのウォレットを選択する

フィアットと現物

右上の人形のマークから「フィアットと現物」を選択します。

資金移動画面を表示する

振替

ウォレット画面を開いたら、画面右上の「振替」をクリックします。

移動内容を入力する

  1. 振替元を選択します
  2. 次に振替先を選択します。今回の振込先は「クロスマージン」となっています
  3. 次に振替するコインを選択します。今回は「USDT」を選択しています
  4. 最後に数量を入力します

最後に「確認」をクリックして資金移動を確認しましょう。

 

BINANCE(バイナンス)先物の取引方法

BINANCEでは銘柄数も多く、現物や先物等色々な取引が可能ですが基本的に取引のUIは統一されたものとなっています。

なので今回は先物を基準に取引方法を見ていきたいと思います。

注文方法

BINANCEの先物の注文方法は7種類存在します。

USDⓈ-M 先物とCOIN-M 先物どちらとも同じです。

複雑な注文方法もありますが慣れるととても使いやすいのでこの際に一気に理解してしまいましょう。

  • リミット
    指値注文の事です。予め決まった価格にオーダーを出し、成行注文によって消費されます。
  • マーケット
    成行注文のことを言います。価格を指定せずに最も近い板の価格で注文します。
    価格急変時などの板が薄くなるときには大きくスリップしてしますので注意が必要です。
  • ストップリミット
    あらかじめ決めたストップ価格になったら指値注文を出す注文方式です。
  • ストップマーケット
    あらかじめ設定したストップ価格になったら成行注文をする注文方法です。
    逆指値注文ともいいます。
  • トレーリングストップ
    あらかじめ設定したストップ価格を、価格が有利に変動した際に有利な方向へ自動的に更新させる注文方法。
  • ポストオンリー
    注文がオーダーブックに入った場合のみ注文を記載できる特別な注文方法です。
    誤って成行注文をしなくて済みます。
  • TWAP
    ユーザーが指定した期間の時間加重平均価格に近い平均約定価格を目指すアルゴリズムによる取引実行戦略です。TWAP戦略は、大量の注文を少量に分散させ、時間をかけて一定の間隔で実行することで、市場への影響を最小限に抑えるためによく使用されます。

実際の注文までの流れ

 
通貨ペアの選択

左上の通貨ペアという部分から好きな通貨ペアを選択します。
今回の場合はBTC/USDTを選択しています。

 
 
価格、数量、条件をそれぞれ入力し注文する

まず注文方法を選択し、価格、数量を入力します。(成行注文の場合ですと価格の入力の必要がありません)
そしてTP/SL(利確、損切)を必要に応じて設定し注文を発注します。

 

証拠金維持率について

Binanceのロスカット水準は100%となっており、証拠金残高が維持証拠金を下回った時点で強制ロスカットとなります。

維持証拠金はポジションサイズによって変化する仕組みで、以下の計算式で求めることが可能です。

証拠金維持率 = 合計資産価値 / (借金合計額+利子)

となっています。

Binanceはゼロカットシステムを採用しており入金額以上の損失は発生せず追証などにより借金の心配も無いのでうまく活用していきましょう!

Binance(バイナンス)の先物取引の評判・口コミ

Binance(バイナンス)の先物取引の評判・口コミ

Binanceの先物取引については、以下のような評判・口コミが、Twitter上で見られます。

  • 日本に進出すると先物取引をできなくなるので困る
  • CEOのCZ氏は日本進出と同時に別の手を打つだろう
  • Binance進出前に国内取引所は先物取引の選択肢を増やすべき
  • Binanceがなくなると先物はDEXかBybitだけになる

それぞれの口コミについて、紹介・解説をさせていただきます。

日本に進出すると先物取引をできなくなるので困る

実は、Binanceは日本の金融庁の認可を正式に取り、日本支社で「国内取引所」として進出する可能性があります。

そうなると、日本のルールに従う必要があるため、仮想通貨の先物取引はできなくなります。

そのため「Binanceの日本支社ができて、日本版しか使えなくなるとむしろ困る」という声が多く聞かれるのが現状です。

これはつまり「現状の海外版のBinanceの先物取引に満足しているトレーダーの方々が多い」ことを意味します。

CEOのCZ氏は日本進出と同時に別の手を打つだろう

バイナンスのCEOであるCZ(チャンポン・ジャオ)氏は、仮想通貨業界きっての切れ者として知られます。

日本進出で日本のトレーダーが先物取引などをできなくなること、そのまま放置すると日本市場からの売上が減ることは、当然計算しているでしょう。

その上で、その売上を「バイナンス」ではなく「関連するDEX」で持っていくなどの計算をしている可能性があります。

DEXとは「分散型取引所」のことで「運営会社が存在しない取引所」です。

「どうやって運営するのか」というと「ブロックチェーンの仕組みがそのまま取引所になる」形です。

ブロックチェーンは「全員でよってたかってその取引の正しさを証明」することで、管理者不在でも成り立っています。

そして、そのブロックチェーンの取引が膨大に集まったのが取引所です。

ということはら「取引所も管理者不在でいけるのでは?」という発想から、DEXが生まれています。

現状ではUniswap(ユニスワップ)などが特にメジャーなDEXとして機能しています。

バイナンスを始め、世界大手の取引所はほとんどCEX(中央集権型取引所)ですが、今後DEXが覇権を握る可能性もあります。

そして「DEXであればバイナンスが日本に進出しても、ユーザーはそちらを使える」ので、このようなルートを用意している可能性もあるわけです。

Binance進出前に国内取引所は先物取引の選択肢を増やすべき

Binanceが日本に進出してくる前に、国内取引所は3Mや6Mなど、ビットコイン先物の商品を用意した方がいいのでは、という口コミです。

国内で先物取引ができないのは進出するBinanceも同じですが、先の口コミで指摘されている通り「関連するDEXなどでうまくユーザーを取り込む」可能性があるためでしょう。

このあたりはBinanceの計画が外部からは当然わからないものの「国内取引所が相当な危機感を持たなければいけない」ことは確かです。

Binanceがなくなると先物はDEXかBybitだけになる

Binanceの先物取引が使えなくなった場合、日本人が仮想通貨の先物取引をできる場所はDEX(分散型取引所)かBybit(バイビット)程度になるという口コミです。

Bybitについては嵌め込み(騙し)と評価されており、Bybitについては「悪い口コミ」といえます。

一方、Binanceについてはこちらの文脈からは「嵌め込みでない」という評価だと読み取れるため、良い口コミといえるでしょう。

手数料の30%をキャッシュバック中

CoinBackを使って取引手数料がキャッシュバックされていたら・・・

CoinBackを使ってBinanceの取引手数料キャッシュバックされていたら・・・
もしCoinBackを使っていたらどのぐらいのキャッシュバックを受け取れたの

CoinBackはこちらの要望に応えるべく、いままでの取引でどれだけのキャッシュバックが発生していたのか数値でわかるサービスを開始しました!

Coinackは現在Binanceで発生した取引手数料のうち30%をキャッシュバックしております。

これがどれだけ膨大な手数料となっているのか一目でわかるので、この機会に確かめてみてはいかかでしょうか?

手数料の30%をキャッシュバック中

Binanceの口座開設のやり方について知りたい方は「BINANCE(バイナンス)の口座開設」記事を閲覧しましょう!

今まで払ってた手数料に関する記事はこちら「BINANCE(バイナンス)の取引履歴をダウンロードする方法

BINANCE(バイナンス)の先物取引に関する注意点

それでは、バイナンスで先物取引をする際の注意点を解説していきます。

これからバイナンスを使って先物取引を始めようと思っているあなたは、必ず目を通してから始めるようにしてくださいね。

長期投資には向かない

先物取引は限月があるため、長期投資には向いていません。

そのため、取引日が迫ってくると反対売買して、処分する必要があります。

逆に言うと、短期トレードに向いている手法のため、ポイントをしっかり守ってトレードするようにしましょう。

小さなポジションで取引を行う

投資の絶対原則ですが、まずは小さな原資からトレードを行うようにしましょう。

まずは先物取引のポイントを抑えた上で、少しずつ原資を上げていくことをおすすめします。

まずは、ここに書いてある注意点をしっかり読んで、勉強した上で先物取引を始めてみてくださいね。

【まとめ】BINANCE(バイナンス)の先物とは

ここまでBINANCEの先物について解説しました。

先物取引は資金を失うリスクもありますがゼロカットシステムを採用しているため追証などは無く、入金額以上のリスクはありません!

この記事のまとめ
・先物は2種類 ・使い分けることでリスク管理が可能  ・ト注文方法も多数あり、不利な約定を防げる

先物をうまく活用することでたくさんの利益を出すことも可能となっています!
今後も仮想通貨市場は更に成長していくことが予想されるので、まだ口座開設していない方は今のうちに済ませておきましょう!

手数料の30%をキャッシュバック中

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です